トランブラン(Tremblant)
トランブランは、モントリオール中心地から、車で2時間弱で来られる所にあり、
ウインタースポーツや観光などを目的として開発されたリゾート地域です。
山の傾斜に沿ってコンドミニアムやセカンドハウスなどの別荘が建っていました。
上の写真は別荘住宅地として開発された一区画です。
ガレージ付のついた大きなお家がいたるところに建っていて、そこから見える景色はとても雄大で気持ちの良いものでした。
こんなところに、別荘が建てられたら、なんて素敵なんでしょうか、憧れてしまいます・・・
スキーロッジのような雰囲気漂う色鮮やかなコンドミニアム形式のお家がたくさんありました。オフシーズンの利用しない時期には、他の人に貸出しているそうで、夏には近くのゴルフ場を利用する人たちの宿泊場としても利用され、効率的にお家の管理・運営をしているそうです。
今回その貸し出しているコンドミニアムに宿泊体験することが出来ました。
そのご紹介もさせていただきます。
宿泊体験
リビング・ダイニングが一体となっている空間に対面型のキッチンが設置されていました。
また、暖炉を囲むようにソファーが配置され、どこにいても家族と会話ができ、くつろげる空間となっていました。
また天井高を高くしてゆったりとさせていたり、ダイニグの壁の色をかえてみたり、
暖炉に石を貼ってみたりと、さまざまな空間演出の仕方がとっても素敵でした~。
宿泊したコンドミニアムの周辺地域を開発したディベロッパーの開発担当者さんのお話を聞くことが出来ました。
落ち着いた雰囲気のダンディな担当者さんのお話はとても有意義な物でした。
開発前はこの上の模型のような、ごくごく普通の山だったところを、ケベック市とディベロッパーが協力をして2000年頃から開発を始めて行ったそうです。
開発の基本コンセプトとしては、訪れた人がいかに楽しめるかを追求し計画されたそうです。
自然のもつ魅力プラス、スキー場やゴルフ場、カジノなどのレジャー施設や、人工湖や滝などを創り出し、訪れる人の心を躍らせるような魅力が詰め込まれた計画となっています。
現在、山の麓にショップやレストランがあるタウンエリアは、もともと写真のような集落だったところだそうです。当時民家だったお家をお店として使うことで、当時の雰囲気を残すことを心がけたそうです。
この麓の施設を中心にコンドミニアム形式の宿泊施設や、別荘住宅などがエリアに分かれて開発されております。
私たちが宿泊したコンドミニアムのお家もその開発エリアの一部で
フランス語で『プラット』と名づけられたエリアだそうです。
※『プラット』・・・大地・平地という意味。
名前が意味するとおり、開発当時そのエリアには大地が広がりそこから見える景色が素晴らしいものだったので、スキー客の休息の場を目的としてコンドミニアムを計画していったそうです。
今後、トランブランにあるカジノ周辺の地域も開発する予定だそうです。
模型のように湖周辺に宿泊ホテルやショッピングなどを楽しめる施設を計画して観光客を増やしていくそうです。
日本では、ここまで大きなスケールの開発なんてしていないですよね・・・
さすが、カナダは規模が違いますね。