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海外視察 シアトル

シアトル

成田から飛行機で約9時間で到着します。
時差は17時間(サマータイム時には16時間)で、現在は21時半頃まで明るい

シアトルの住宅

私たちが見てきましたシアトルの住宅は、ほとんどが建売で販売された家を見てきました。(下記現地写真)
こちらでは、家を1件1件バラバラの会社が作るのではなく、ビルダー(建設会社)と州が一体となって綿密に計画された街づくりをするというシステムが進んでいます。
1つのビルダーだけでなく何社か入ってくるので家のデザイン自体はビルダーごとにコンセプトがあって変わりますが、街全体の大きなコンセプトは統一されているので、崩れることはありません。
 

☆スノーコルミー(Snoqualmie)

15年前にワシントン州で一番最初に大都市開発が行われたところ
山の傾斜を利用した街並みは、下の方に比較的お手頃な家が並んでいました。
道幅が広く、友達が来たら道路に駐車できるように考えられています。
坂を上がっていくと、大きな家が並んでいます。
このあたりは土地も広いので、家の前に車を止めることが出来るため、道幅は狭くなっています。

☆イサクワハイランド(Issaquahhighlands)

10年程前から開発が始まり、現在もなお空地に家を建て続けている。
山の傾斜を利用して建てているため、眺めも最高に良いという事で、非常に人気があります。
日本とは違って、こちらでは街の中心地よりも少し郊外の方が落ち着くとか、景色が良いとか、散歩できるという事で、人気、値段も高くなっています。イチロー選手の家もここにあるとかないとか・・・
日本とは違って雪がほとんど降らないらしいですが・・・自転車や車で上がるのはなかなか大変そうなくらい急な坂でした。
それでも眺めが良いことの方が優先されるんですね。

山の上の方の家が比較的大きくなっています。
アメリカの方たちはここに永住するという考え方はなく、
コンドミディアム(集合住宅)から生活スタイルに合わせて、どんどん大きい家にアップグレードしていき、最後はまたコンドミディアムに戻ることが多いそうです。
 

OPEN HOUSE

☆ニューキャッスル(New )

ゴルフ場に隣接する超高級住宅街 デザイン、仕様は様々ですが、広い敷地に手入れされたお庭がとても綺麗でした。

☆クリークサイド(Crekside )

樹脂サイディングを扱った家が立ち並ぶ住宅街で、2年前に造り始めたころはガラガラだったそうですが、私たちが見に行った時はほとんど埋まっていました。濃い色のサイディングを使ったりはせず、縦貼りのサイディングと横張りのサイディングを組み合わせたり、同じトーンの違う色の外壁材を組み合わせてデザインをアレンジしています。飾りも多く使用せず、比較的シンプルに作り上げられた家の集まった住宅街でした。
その分、フロントデッキにお花を飾ってみたりとグリーンがとてもよく生える雰囲気でした。

リバーリッジ(River Rige)

コンドミディアムといって日本でいう集合住宅のことを言います。
こちらは、2~4件くらいがくっついている分譲マンションになっています。
樹脂サイディングを使っており、10年くらい経っている家になります。

☆ウエストシアトル(West Seattle)

第二次世界大戦後からあった古い住宅街をワシントン州政府と一体になって再生し、
環境のことも考慮して計画されたエコ仕様の住宅街。また、人種、階級など壁なく暮らせる街づくりもコンセプトに造られた。

【エコ住宅の仕組みとルール】

①街の地面の下には、砂利の層があり、雨水はきれいにろ過されてから、川や池に流れていくようになっている。
②芝の肥料も水を汚すという事で、敷地の25%以上芝を植えてはいけない。
③自然の植物を25%残さないといけない。
④セントラルヒーティングは各部屋で温度調整が出来る。
⑤照明はすべてLED。
⑥サッシはエコ仕様。

☆クイーンアン(Queen Anne)

シアトルのダウンタウンから車で15分くらい走っていくとある古い住宅街。
とても落ち着きのある街で、100年以上も歴史がある古い建物もあるそうです。
ちょっとお屋敷を見ながら散歩するのもいいですし、お庭にきれいに咲いたお花はとても癒されます。
英国調の家があったり、アメリカンな家があったりと様式は様々ですが、植栽がきれいに手入れされているため、とても雰囲気が良い街並みです。

 
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